貴重な経験
先週、札幌刑務支所(女子刑務所)に訪問させていただきました。
私がマネジメントさせていただいている
札幌交響楽団コンサートマスター 大平まゆみさんの演奏活動の一環でした。
(コンサートの様子は大平まゆみオフィシャルブログにて)
[刑務所][受刑者]。普段は関わりのない言葉の響。
加害者の方がいるということは、被害者の方もいるということ。
何か、とても、複雑な気持ちで、訪問させていただきました。
講演会が始まる少し前に、
私も受刑者の方と同じ目線の椅子に案内され、座りました。
そこからは、
受刑者のみなさんのお顔がよく、見えました。
その瞬間。
みんな、ここにくることが人生の目的だった訳じゃない。
それぞれに事情があった。そして今収容されている。。。
……胸がとても、いっぱいになりました。
当たり前に家族やお友達、恋人や、心許せる仲間がいること。
その一方で、
孤独で、闇に走るしか、道がなかった人たちもいたのかもしれない。
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私にできることなんて、ほとんどないけど、
誰かの悩みや痛みを聴いたりすることはできるかもしれない。
だから、すごく難しいことだけど、なるべく、
いつでもおおらかで、愛があって、優しい人でいようと
そんな風に思いました。

訪問演奏のあと、所長にお伺いしたお話なのですが、少年犯罪は昔に比べて大変に減っているそうです。(詳しい数字は覚えていません><)
貴重な経験をさせていただいたので、
この気持ちを忘れたくないと思います。
写真のお花は、お誕生日にいただいたお花♥
お花をみると、優しい気持ちになれますね。
みなさんはどうですか?