計画学の「問題」と「課題」の定義
みなさんこんにちは!
私は4月から北海道大学国際広報メディア・観光学院にて、
ディスティネーションマネージャー育成履修ブログラムに通っています。
忘れないように、1年間限定で書き綴っていきたいと思います。
昨日は、計画学の中でいう
「問題」と「課題」について、教授の理論を学びました。
〜第2回 観光デザイン論演習より 奥田萌のまとめと感じたこと。〜
『問題』とは=====================
当事者間の中で起きている事柄に「矛盾」生じていていること。
『課題』とは=====================
その「矛盾」の解決策(解決の方向性)が定まった時に、
乗り越えるべきハードルとして設定される命題を「課題」と言う。
さらに、課題のことを計画学の中では「Challenge」と言うらしく、
日本語で「課題」と言うよりも「チャレンジ!」と言う言葉の方が、
雰囲気が伝わってきます。
ハードルを乗り越えるぞ!チャレンジ!と言う、イメージがワクワクします!
課題を解決するには、いろんな方法があって、
その課題解決策は「感性」によってそれぞれ。それを「デザイン」というのだとか。
よって、問題が起きている時に私たちがとるステップとしては、
【まとめ】
ステップ1
問題が起きている事象の「矛盾点」「掛け違い」は何かを見極めること。
ステップ2
矛盾点が見えてきたら、乗り越えるべきハードルが何かを見極めること。
=課題を見極める。
*課題が何かを見極めることは、研究の対象となりうる。
ステップ3
課題の解決策を考えること。
課題は、事象から導き出したものであって、誰が研究してもその答えになるであろう事柄。
ただし、『解決策』は、解決をする当人の<感性>
どう、解決するか(どうマネジメント、デザインするか)によって異なる。
したがって、解決策の提案や、企画は『研究対象』ではなく、『デザイン』『思考』の分野である。
昨日の授業は、こんな感じだったかな?と思います。
課題を見極める作業、、
今までのお仕事では、すでに課題と解決策が導かれていて、
私たちは、円滑にことを進める役割だったな〜と。
これからは、課題を見極める力が必要になってきそうです。
でも、どんな仕事にでも活用できる概念ですよね。
とても勉強になりました。

奥田萌