新聞記者だった祖父と木田金次郎と有島武郎と私
天気が良かった昨日は、おばあちゃんの畑仕事をお手伝いに行ってきました。 土を触っていると、太陽の光も、大地の恵の雨も、風も、虫も。 全てが有難い気持ちで心が澄んでいきます。 うちは、豆まきと苗植えが少し遅かったので、 やっと、えんどう豆とトマトに添え木をしました。 (腕と背筋痛…。) ふと、おばあちゃんの家にいつも飾ってある絵を思い出して、 よく見ると、消えかかった万年筆の文字と印刷された「木田金次郎」の名刺。 (そこには『ご栄転おめでろう!』と書かれてました。) そして、モノクロ写真が絵と一緒に額縁に入っていました。 『そういえば…』新聞記者だった祖父が岩内支局長だった頃の話を思い出した。 早速、おばあちゃんに話を聞いてみると 祖父が31〜33歳の頃、よく家に遊びに来ていたのが 画家「木田金次郎」さんだったのだ。 おばあちゃんはその当時、 『このおとっつぁん、よく遊びに来るな〜。』と思っていたそうです。 祖父が、札幌に栄転した際にこの絵と、お酒を持って、遊びに来てくれたと言う。 金次郎さんとは、祖父が書いていた記事(コラム?)で知り合い、そのご